2010/6/26 その2 (うたまん結婚パーティーin栄)




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地下鉄東山線に乗ればまもなく、栄に到着。
私はそれと同時に、mixiに「栄(名古屋の繁華街)なう」と入力した。

ほどなくして、見た事のない番号から電話がかかってきた。

「こんにちは、こちら厨房さんの携帯電話ですか?」
私を厨房さんと呼ぶ・・・間違いない!うたまん氏だ。
そしてこの後、7年ぶりの再開が待っているのである。


今回のパーティーの主役の一人、うたまん氏


ちょっと私の到着が早かったので、近くのレストランにいる
新郎うたまん氏、新婦213さん、そして今回のパーティーを盛り上げてくれる幹事の皆さんと合流する。

さて、私はうたまん氏とはネット上で交流があるが、213さん始め他の方々とは初対面である。
けれども、うたまん氏は私同様、しばしばネットで日記を公開しているため
その登場人物として間接的に私は彼らを知っている。

一方でうたまん氏の友人達も、文章中ではあるが私の事を知っている人がいる。
私もまた、彼の日記に登場し、ネタ人として祭り上げられているからだ。
具体的には「100個チョコの厨房さん」として知られている。

※「100個チョコ」について詳しく知りたい人は「えきせんとりっく」をのぞいてみてね。
 あえてこちらからリンクはしないよ。

だから、あった事はない同士と言え、お互いの事がなんとなく想像がついているという不思議。



そんなこんなでレストランからパーティー会場に移動。

開始時間が近付くにつれ、どんどん増えていく参加者。
新郎新婦の中学高校大学時代の友人や、会社の同僚などなど。
「インターネット上のつながり」なんていう私はかなり例外的存在。

だが、またここで素敵な再会があった。
うたまん氏の中学校の頃の同級生、たくみ氏やAir氏もまた、
私やうたまん氏が出入りしていたチャットのユーザーだったのである。

おっと、再会と言う表現は厳密には正しくないな。なぜなら、たくみ氏やAir氏と私は直接会った事はないから。
でも、チャットを通して何度もやりとりした仲なので、感覚としてはそんな感じ。


ちなみにうたまん氏と新婦の213さんは、職場の同僚である。
内定式の時に出会い、入社する前からお付き合いを始めていたとか。
いいな、そんな出会いもあるのだなー。
内定はいくつも貰ったけど内定式に行った事がない私は、望むべくもない出会いの形。




ここからは写真中心に行きます。
また、ここから先の流れは、動画にもしてみました。
ですから文章+写真と動画の、お好きな方でご覧下さい。
なお、文章中の写真と、動画中の写真は重複があります。


実はこの動画はもっと早く公開する予定だったのですが、
完成間際にして致命的なミスが発覚し、完成に至りませんでした。
でも、せっかく作ったのでアップする事にします。

うたまん結婚パーティー その1
※ 動画は途中から突然音が鳴りますので、会社などで閲覧されてる方は要注意です(何


ちなみに動画中で使われている曲は、実際のパーティーの際にも使われていました。




パーティー開始。まずは新郎新婦の入場から。
ガチャピンの格好のきむちまん氏と、メイド服を着た甘えびさんに先導されて


やってくる新郎うたまん氏と新婦213さん。純白のタキシードとドレスが素敵。


まずお二人から列席者へのご挨拶。
「今回パーティーを催しましたが、僕らの結婚パーティーと言うより、
皆さんに出会いの場を提供したかったと言う趣旨もあります。
 是非この機会に、いろんな人と交流していってください」とうたまん氏。
「女性の方々、今回のパーティーに当たって、みなさん綺麗になっていらしていると思います。
ですから 是非お目当ての男性を落としちゃってください」と213氏。


続いて行われる、ウェディングケーキ入刀。ケーキはお手製の模様。


「カメラをお持ちの方は前にお集まりくださーい」のおなじみの台詞で、前に集まる参列者。


じゃあ行きまーす。初めての(?)二人の共同作業でーす。


あれ?うまく切れない。「普段共同作業し慣れてないの、バレバレですね」と苦笑いするうたまん氏。

司会者「ではこれより、新郎新婦お互いに『はい、アーン』とケーキを食べさせあうという趣向になっております」


では、まず新郎のうたまんさんからお願いします。


では新婦の213さん、お願いします・・・ってちょっと大きすぎませんか?


うたまん氏、流石ネタ師だけはある。さて、食べきれるのでしょうか?


すごく苦しそうなうたまん氏。何せこれだけのケーキを頬張っていると息ができないの本人の弁。


では気を取り直してビンゴ大会行きましょう。
今回のビンゴゲームでは、数字の代わりに参加者の名前を使います。
皆さんにお渡しした4×4のマス目の中には、現在のところ「うたまん」、「ゆうか」とだけ書かれていると思います。
それ以外の14マスには、会場に集まった他の参加者の方の名前を書いてください。
これから時間を取りますので、他の参加者とコミュニケーションを図った上で、その方の名前で埋めてください。
それが終わったら、列席の方々の名前を読み上げていきます。
縦横斜めの何れかが埋まった時点でビンゴなのは通常と変わりません。


ただ、既に知ってる人の名前を書くっているのはダメだからな。
必ず、まだ自分が知らない人の名前で埋める事。
知ってる人の名前が書いてあったら、あとでチェックして弾くからな。

商品はWiiやIpodはじめ、豪華景品を用意しております。



次々と参加者の名前が読み上げられ、続々と現れるビンゴの人達。



大人の粗品って何が入っているのだろう。



途中「厨房さん、ちゃんとビンゴ参加してる?」とうたまん氏に聞かれる。
撮影ばっかりやっているから、自分のビンゴカードを消化しているのか気になったのだろうが
大丈夫、ビンゴも同時にやっている。


実は、ビンゴ大会の様子を撮影するのは、大学の行事で慣れっこなので、
ビンゴ本体と撮影を同時並行するのは日常茶飯事なのだ。


ビンゴゲーム企画者のるく氏、彼もまた豪華景品をゲット。


ちなみに目玉商品のWiiが奇跡的に最後まで残ったため、ビンゴはとても盛り上がり。
そこらへんの運を持ち合わせているあたりも、うたまん氏と言ったところか。
しかし最後になったせいで、Wiiは3人のじゃんけんで争われることになった。


商品もなくなり、終わりかと思われたビンゴゲーム。
だがここで、うたまん氏がとんでもない提案をする。

「ビンゴの景品はなくなりましたが・・・・・・これからビンゴした3人は
 会場にいる任意の異性のメールアドレスを聞く権利を景品にします」

流石うたまん、とんでもない事を考え付くぜ。
だが、これが本当ならある意味、次のビンゴはWiiより価値があるっっ!!!!


では、次の名前呼びます。ゴクリッ。


結局次にビンゴしたのはこの写真右にいるうさみみの女性。
彼女がメールアドレスを聞いたのは、この写真中央で飛び跳ねている まっと氏。

どうしてこういう流れになったかと言えば、
この女性がビンゴ
ええっ?急に異性のメールアドレスって言われても、どうすればいいの?

うたまん「別にそこは適当で良いですよ、なんとなく良いなって思った人でも」

でも、うーん。

うたまん「じゃあ男性の方、立候補いませんか?メールアドレス聞かれたい、って方。」

まっと「はーい!」


こう言う流れだ。ちなみにこの まっと氏は、うたまん氏の弟。
女性もまた「うたまんの弟くんのメールアドレス聞きたいな」と言う事で成立。


しかしその後も まっと氏は調子に乗る。
そして、お前いい加減にせえ、と突っ込みを入れるうたまん氏。
仲のいい兄弟ですなあ全く、羨ましいです。


そしてビンゴは終わる。
個人的感想だが、この参加者の名前ビンゴって、とても面白い企画だと思う。
お互い知らない同士が交流する機会の提供という点では、新入生歓迎パーティーなどで
使ってみると結構よさそうな気がする。


ちょっとだけ記念撮影。

そしていよいよブーケトスのお時間。
花嫁が後ろ向きに投げたブーケを受け取った未婚の女性が、次に結婚できるという言い伝えがあるあれだ。


でも今回はブロッコリーを投げます。ブーケ投げたら壊れちゃうものね。


では女性の方、前の方へ来てください。


では行きますよ、いいですか?


では連続写真で、ブロッコリーの行方をお楽しみください。






「あれー?外側だけしかない」「中身はこっちにあるぞー」「どっちが本体なの?」


無事、一つに組み合わさりました。
「この際その二人でメールアドレス交換と言うのはどうです」「いやいや」


ちなみに余談だが・・・・・・


ブロッコリートスは今回に限らず、最近結婚式で普及してきた催しらしい。

ブロッコリーは房がたくさんあることから子孫繁栄などの意味があり
受け取った方が健康に過ごせますようにという願いを込めて投げるのだ。

ただし本来、ブロッコリートスをするのは新郎で、受け取るのも未婚の男性だそうだ。
そして通常は、新婦がブーケトスを行った後で行われるのが基本だとか。
これもまた、男女平等の流れの一環なのでしょうかね。



最終的に、ブロッコリーはこちらの女性の手に納まりました。



その後、新婦に花束が贈呈され


新郎新婦の記念撮影タイムがあり


ってあれ?いつの間にかブロッコリーがおんたま氏の手元に行っている。



新郎新婦から閉式前のご挨拶が行われ




最後に幹事より渡される、記念品。


うたまん氏が広げているピンク色のファイルは、アルバム。
実は幹事さん、始まる前に参加者一人一人をインスタントカメラで撮影し、
それに一人ひとりメッセージを書いた上でアルバムに貼ったのだ。
私はなんて書いたっけな。忘れた。


そして最後はやっぱりキスシーン。
参列者が見守る中、新郎と新婦による濃厚なキスが交わされ、パーティーは終わりを告げるのだった。


うたまん氏、213さん、末長くお幸せに!!
そして幹事の方々、ナイスな企画運営お疲れさまでした。














この後、二次会も行われた。私が行くのは場違いかとも思ったが、結局行った。
二次会の様子は写真の掲載をもって代えさせていただく。











こちらも動画がある。
うたまん結婚パーティー その2
※ こちらも例のごとく途中から突然音が鳴ります


本当は二つの動画を結合して一つにする予定だったのだが、
使っているソフトの性能の限界で、フレームレート数がオーバーフローしてしまったのだ。
だから二つに分けた。その2はその1のすぐ後に入っていたんだ、と各自で補完お願いします。




二次会はだいたい全参加者の写真を撮った。
飲み会で各テーブルを回って全員の写真を撮る。これも日常茶飯事。
って書き方すると、あんたは一体何やっている人だよ!って思われそうだな。

でも、私が写真撮りまくっていた事で幹事の人からは
「今回、パーティーの記録とかそういう事までは手が回らなかったので、そういうのやってくれて助かります」
とも言われた。それなのに写真送り返すのがこんなに遅れて、本当にごめんなさい。


ところでパーティー、二次会通して多くの人と喋ったが、このために北海道から来たと言うと、だいたい驚かれた。
一般人の感覚からするとそういうものなのだろうか?

だけど私の感覚からすると、逆なのですよね。
むしろこう言う機会があるからこそ、北海道から来るのです。
何もなくても日本中を旅しているのに、どうして
うたまん氏の結婚を祝福するっていう目的があるのに、来ないわけがあろうか、ってね。



ところで、うたまん氏が最初に言っていた台詞を覚えていただろうか?
「今回のパーティーでは皆さんに出会いの場を提供したかった」、これである。
後日談になるが、実はこのパーティーや二次会がきっかけで、複数のカップルか誕生したのだ。

そういうのを見ると、やっぱりうたまん氏はすごいよなぁ、って思ってしまう。
おいらもその力に肖りたかったぜ。

ん?だったら写真ばかり撮ってないで、積極的に女の子と話せばよかったじゃないか!って?
まあ、そうかもしれないけど、参加者の殆どが愛知県の住民なのに対し、残念ながら私は北海道の人間。
如何せん、札幌と愛知では遠すぎる。特に初期段階においてはね。

実際、去年の今頃、名古屋大学の女の子と頻繁にメールのやり取りをしていたけど、
それだって・・・・・・ってその話は今回の事と関係ないな。どうでもいい。


この後三次会があるようだが、私は流石にこの辺で切り上げる事にした。
最後にうたまん氏に挨拶すると、
「厨房さん、来年以降勤務先が本州になる可能性ってあるんですよね?」
と聞かれる。

ふふ、確かにその可能性はあるかもな。
夢が叶って新聞記者になったとしても、そうでないにしても。
そして名古屋勤務ならもちろん、関東や関西など勤務でも、
うたまん氏との関わりは増えるかもしれないね。
そうなったらまたよろしくですよ。


一団から離れ、栄から東山線に乗る。
流石名古屋一の繁華街、この時間の地下鉄駅はすごく人が多いぜ。

途中、突然何の前触れもなく嘔吐した人がいて、危うく被弾するところだった。



私もいつか、素敵な女性と巡り合える日は来るのかな?
もしかしたら既に出会っている人が、そうなのかもしれないけど。
そろそろ私にも、そういう存在が欲しいなぁ、まだ結婚まではいいけど。

そんな事を考えながら、一人、名古屋駅近傍のカプセルホテルへと向かった。
そして24時過ぎ就寝。

ちなみに明日の私の予定を申し上げておくと、午前9:30から東京で公務員試験である。