2010/4/5




みなさんこんにちは、AAAAAAAAAAです。なぜか突然の日記更新です。

私がこのサイトから手を引くときは、おそらく何もせず放置、無更新状態にして行うだろうと過去に宣告し、
日記やコンテンツの更新はおろか、4月1日、エイプリルフールの日にも何のネタも行わず
ただ、サイトだけが存在する状況になっていたので、いよいよ死格は私の手を離れたか、そう思っていた人も多いと思います。

事実、私もそうするつもりでした。

昨年くらいまでは、今までいろいろ資格試験を受けてきて、せっかくだからその体験を色々な人に公開し、
資格試験を受ける人に少しでも役に立てば、という思いで運営していましたが、
近年は自分の中で資格試験にかける情熱が薄れ、いやむしろ資格に割いていたエネルギーを
もっと他の事に割いていれば、自分はもっと幸せになれたのではないかという事ばかり考えていました。
そんな状態で、資格のサイトを更新しても、あまり意味はないですからね。

私が資格を更新しなくなった理由は、他にやりたい事ができたという理由もありますが、
諸般の事情もあり、あまり自分の情報を発信したくなくなったという要因もあります。
自分の事をあまり赤裸々に描き過ぎると、予想だにしないリスクを負うことになりますし。
過去にそれで大打撃を受けた身としては、慎重にならざるを得ません。

それに伴って、サイトに来る人も、2008年の8月をピークに、減少傾向でした。
このサイトには、火薬関係の試験の過去問題を求めてやってくる人が多いので、
火薬類取扱保安責任者試験が行われる8月のアクセスが増えるという傾向はあるものの、
それでも今年の3月のアクセス数は、ピーク時の7分の1程度。
無更新のサイトなのに、それでもある程度の人が訪れてくれるのはありがたい事ではありますが、
一方で何も提供できないという事をもどかしく思っておりました。


と言っても資格試験の受験機会も、資格にかける情熱も大幅に減っている以上、資格の事は書けません。
一部で人気(?)な旅行記も、最近では私自身が旅を楽しんでいないので、多分読んでも面白くないでしょう。
新聞社の採用試験や公務員試験などについての就職活動編なら書けますけど、
あまりこういうものを公にすると、万一企業や官公庁の人事担当者に見つかったら、面倒な事になりそうで怖いのですよね。

と言う事で更新しない状態が続いておりました。


では、どうして今日になって突然更新する事になったのか。
それは、とっても悲しい出来事があったからです。

私が新聞記者を目指している事は、ご存じの人も多いでしょう。
そして昨年の採用試験では、二社で最終面接に進みながら、採用には至らなかった事も、何処かに書いた記憶があるので、
知っている人もいるかと思います。

結局昨年内定を頂いたのは公務員のみ、氷河期の再来と言われた不況の中ですから、
公務員の仕事があるだけでも感謝しなければならないのでしょうが、
苦渋の判断の末、私はもう一度来年も新聞社の採用試験に挑戦する道を選びました。

昨年は殆どの社で筆記試験は通過、面接までは行けたので、
きっちり面接で自身のアピールが出来れば、今年は内定までいけるだろう、そう思っていました。
もちろん、筆記試験の勉強も怠っていたわけではなく、時事問題の対策はこれまで以上に頑張りました。

そして一昨日、昨日の二日間で、第一志望〜第三志望の筆記試験を受け、本日結果待ちだったわけですが・・・。




先日は弊社の採用試験を受験していただき、ありがとうございました。
選考の結果、残念ながらご希望に沿うことができませんでした。
今後一層のご健闘、ご活躍を心よりお祈り申し上げます。

日本経済新聞社 人事部採用担当





ああ、社名出してしまいましたね。まあいいでしょう、どうせ発表日時で分かる事だし。


筆記で点が取れる。これはある意味私の切り札であり、アイデンティティーでした。
毎年数十回もの試験を何年も受け続けて場数を踏んでいる、こんな人間は少数でしょうからね。
だからこそ、筆記で夢を砕かれたのは、私の人生を否定されたのと同義でした。
相場で一ヶ月に60万円をふっ飛ばした時や、好きだった女の事にフラれた時の何十倍もショックでした。

だけど原因を冷静に分析したら、何故落ちたか分かりました。
問題が簡単になると、英語が出来ない私は相対的に不利になるという事もあるのですが、それ以上に大きいのは
全然文章を書かなくなったせいで文章構成力が落ち、作文でまともな事を書けなくなっていたのです。
(新聞社の筆記試験は英語や時事問題の外、一時間程度で800〜1000字を書く作文の試験があります)

とは言え私は、基本的に作文試験の対策などした事がありません。
それでも、去年まではそれなりの文書が書けたのです。
そう、このサイトの日記というそれなりの長さかつ、人に読ませることを前提とした文章を、日常的に書いていたから。

これでおそらく、わかってもらえましたね?日記が突如更新された理由が。


ちなみに大抵の新聞社を受験する人は、誰にも読まれない原稿を延々と書き続けて練習しているんです。
その点私は、一人でも読者がいるだけいいではないですか。




と言っても失った文章構成力がすぐに取り戻せるとは思えません。
おそらく今年の春の試験には間に合わないでしょう。
でも、こういうのは思い立ったときにやり始めないと、いつになっても出来ないからな。

そんなこんなでまた、日記で資格情報など発信していきたいと思いますので、皆様よろしく。


ん?今からそんな取り組みを始めたって事は、今から来年も挑戦することを考えているのかって?
それは秘密です。状況によっては、来年の今頃は、案外普通に公務員やっているかもしれませんし、
大学院生になっているかもしれませんし、あるいは別の企業にいるかもしれません。
人の幸せは、一通りの方法でしか実現できないわけではないですからね。