2009/4/28 卯月二十八日





まさか今年も、新入生を迎える立場にいるとはねぇ・・・・・・。

何か最近、こんな感じのフレーズばかり使っているような気がするが
本来なら3月で終わっていたはずの大学生活をもう一年やることになった人間としては、このような感想が正直なところだ。

尤も今回の新入生歓迎会は私以外にも・・・・・・まあその事は後で。





新入生歓迎会、それは新たにサークルへと入ろうとする人との出会いの場。
そして新入生の側から見れば、先輩方との出会いの場であり、
また、同時に入部する仲間たちとの出会いの場でもある。

私も4年前の今日、この写真部の新入生歓迎会に参加し
結果、入部を決めたわけだが、そのころは当然、こんな未来など想像できなかった。
写真部員の中でも、一番行事などの記録をするような立場になっているとはな・・・・・・。


と言う事でだ、私が過去に撮影した写真を使って
ここ数年間の新入生歓迎会の様子でも見ていこうか。
私のパソコン内では、写真がデータベース化されて整理されているので
日付、撮影場所、被写体、イベントなどの情報のうち幾つかがわかれば
あっという間に写真を抽出することができる。


2005年 4月28日
私が入部した年である。この頃は立場上アウェーだったのだが、
それでも何枚かは、既に写真を撮っていたようである。
ただこの頃は、機材、技量共に今とは比べ物にならないくらい陳腐だったので、写真のクオリティはひどい。






2006年 4月21日
私が2年生の時の新入生歓迎会は、ふるさと銀河線の最終運行日の翌日と言う事でよく覚えている。
一年生が凄く元気だった記憶と、noct-氏がとても不機嫌だった記憶がある。
そしてデータを見る限りでは、この年のそれは撮影枚数が非常に多いようだ。






2007年 4月27日
この年の新入生は、男の子の割合が非常に多かった。
また、直太郎が羽目を外しすぎたのと、二次会が分裂した記憶もある。
そしてこのときの私のとある行動が、その後の運命を狂わせた。
もし、もう一度この時点に戻れるのなら、あのような事態は絶対に避け、
新入生や他の部員と話すことに、それが無理ならせめて写真撮影に徹したい。






2008年 4月20日
去年。機材が大幅にパワーアップし、30mmF1.4なんていう切り札も使えるようになった。
3枚目と4枚目がまさにそれで撮影した写真で、ストロボ未使用にも関わらず、明るく撮れている。
一方で、撮影枚数は昨年、一昨年よりも大幅に減少している。
ちょうどこの頃くらいに、撮ることよりも、話すことの方にウエイトをシフトしたからだろう。
本来それが普通なのだろうが、なぜか私はそこに至るまでにだいぶ時間がかかった。



私の写真データベースは、過去の同一・類似イベントの縦覧にも便利なのだ。
ただ、今年これをやってしまうと、来年はもう同じ手法を使えないわけだが、
流石に来年こそはもう、私はどこか別の世界にいるだろうから
今年このネタを使ってしまっても大丈夫だろう。




では時間軸を今年に戻そう。
すすきの駅に集合したところからスタート。こんなところも撮るあたり、まさに記録屋。

見ての通り結構な人数がおります。

さて先ほど、私は今年は本来ここにいるはずではなかったと書きましたが
実は昨年4年生でありながら、今年の新歓にも参加している人は私以外にもおりまして、
昨年卒業後に本学の大学院へと進学した(大学院)一年生のクワノくんとnoct-くん、
そして独眼竜氏の介助者としてやってきている蟹沢さんの3名が、本日出席している。
もっとも、被介助者の独眼竜氏は、本日体調不良で欠席なのだがね。


今回の新歓では撮影もそこそこに、新入生と話すことに重みを置くことにする。
と言うのも私にとって今年の新入生は、普通に卒業する方の人生を選択をしていたら、
このように同じ空間にいることさえあり得なかった「本来なら会えなかった人たち」だ。
だからこそ、会えた事に感謝して、できるだけ多くの人と話をしたいなと思った次第である。
(飲み会の写真、飽きたと言うのも少なからずあるけどね)

よって今年もまた、撮影枚数は少なめである。
写真を楽しみにしている人、ごめんなさい。


ここから先は一挙に写真を載せます。
普段なら、一枚一枚の写真に解説やコメントをつけますけど、今回は最小限に留めます。








ここまで一次会の様子。




移動中。




二次会みたいな感じ。
最後の写真だけは私が撮った覚えがないので、誰かが私のカメラを使って撮ったのでしょう。






さて、普段ならテキストで出来事や概要などをもう少し突っ込んで書くところですが、
今回はそれはせず、ほぼ写真だけで構成しました。

日記の書き方をこのようにしたのは少し理由があります。


実はこのサイトは今から数年前のとある時点において、後輩達に変わった理由で知られていました。
「普段自分たちではなかなか写真を撮らないから、
 死格の日記は自分たちがその時どういう事をしていたかを、写真で見る事ができて面白かった。
 死格の日記に掲載されていた写真を見たりダウンロードしたりして楽しんでいた」
というものらしいですが、詳しくは私も知りません。

しかしそれも、とある事が起こってから、日記の更新頻度は一気に下がり、
またその事の原因の気まずさと相俟って、このサイトの存在も、だんだん忘れられてきました。


確かにサイトの知名度が低く、ほとんど誰も見ない状態なら
自分の書きたい事をある程度好き勝手に書く事ができます。
もともとのスタートがそういう状態だったから、確かにそこに戻るのもいいかな、とは思いました。


でもね、やはり文章を書いたり、写真を撮ったりという、他人に対しての表現を行う人間としてはね、
いろんな人に見てもらいたいと言う気持ちは少なからずあるものなのです。
たとえ、それが自分にとって都合の悪い状況を生むリスクを増やしたとしてもね。



よって今回のように、写真を一気に掲載し、余計なテキストを削減したのは、
「私の周りで何が起こっているかを純粋に見て楽しめるサイト」に回帰できないかな、という試みです。

罵詈雑言や誹謗中傷、もしくはキチガイ技などを書いた内容は、
一部の人たちには受け入れられたとしても、見て不快だと思う人はいるでしょう。

当初は「不快に思う人は読むな」というスタンスでしたが、
そう言っても文章が不快かそうでないかは読んでみないとわからないわけだし、
訪れる人も、文章が愉快だからという人ばかりではないと言う事がわかったので、
見苦しい内容や、人を傷つける内容は避けよう、って思ったのです。


今はもう、このサイトを訪れる人はほとんどいないようですが、
いつかまた、私の周りの人たちに、そういう使い方をしてもらえるサイトに戻れればいいな、という願いを込めて。

ただ、私からひとつだけお願いするとすれば、
ここを見ているのであれば、サイト見てますよ、って言ってほしいし、言ってほしかったな。
そうすればこちらも制作意欲が出るし、何よりあんな事が起きる事もなかったのに。






ともあれ今日の新入生歓迎会で、現在写真部に入りたい人の多くと交流できた。
何人が入部し、何人が部室を良く訪れるようになるかは未知数だが、
いっぱい入ってきて欲しいし、いっぱい行事やイベントに参加して欲しい。
何度も言うようだけど、せっかく何らかの縁があって、同じ時間を過ごしたわけだからさ。