2009/4/27 卯月二十七日





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日本初のファーストフード店、とは何か知っているでしょうか。
こんな日本国民であれば誰でも知っていて当然な常識、「母国の名前を答えよ」って言う様な
問題にもならない問題、絶対の基礎知識を今更問う事に意味何て無いんですが。
何時もの戯言だと思い聞き流し…見流して下さい。

日本初のファーストフード店と言えば、マクドナルド、では無く。
ロッテリア、でも当然無く。ケンタッキー、は近い。
態々書くのも恥ずかしいのですが、日記何て思った事や思いもしない事をだらだら垂れ流す独り言の様なものです。

なのであえて書かせて貰いますが。
日本はちゅの……キーボードが噛んだ…日本初のファーストフード店と言えば 

問答無用で『怒夢怒夢ハンバーガー』ですね。
日本に於けるハンバーガーヒエラルキーの頂点に君臨する…ゾウさん 
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以上、『かにさわっ!』氏の4月24日付の日記より引用。




と言う事で数日前、私を含めた数名は、蟹沢さんの日記にて
ドムドムハンバーガーというファーストフード店の存在を思い出さされたのであった。

確かに今でこそ、マクドナルドやモスバーガーが幅を利かせているが、
昔はドムドムハンバーガーがそこらじゅうで見られたような記憶がある。
私自身、幼少のときの記憶を遡ってみると、マクドナルドのハンバーガーよりも
ドムドムハンバーガーのハンバーガーを食べた方が先だった気がする。

が、しかし。良く考えれば今現在、ドムドムバーガーの姿を見る機会がない。
昔はもっと、札幌でもあちらこちらでその姿を見かけたものなのに。
だからこそ、記憶の片隅へと追いやられていたわけだが。


が、しかし蟹沢氏の報告を見る限りでは、絶滅危惧種ではあるものの
札幌にまだ店舗が存在している事になる。

そうとわかれば、さっそく調べてみる。
調べるといっても、手元の情報端末で店舗を検索すれば、あっという間に出てくるのだから便利な時代だ。
昔なら、タウンページで延々と調べないとならなかっただろうに。


と言う事で、ドムドムハンバーガーのホームページを開いたのち
画面左側中央付近にある店舗紹介をクリックしてみる。


なんと北海道に現存するのはたったの8店舗のみ。

他のファーストフード店を見てみると、それぞれ北海道内に
マクドナルドが109店舗、ケンタッキーが72店舗、モスバーガーが61店舗あるので
確かにこれは忘れられてしまっても仕方がないかもしれない。

8店舗の分布がどのようになっているかと言えば、
まず札幌市内でダイエーの琴似店、新札幌サンピアザ、そして北10東5の鉄東ショッピングセンター、この3か所。
あとは滝川、岩見沢、上磯の各ダイエー内と、函館湯川のグルメシティ湯川店内、
変わったところでは、愛し野駅前にあるスーパーTマート東武店の中にもある。
つまり日本最北のドムドムハンバーガーは北見市端野町にあると言う事だな。覚えても絶対、役に立たないね。

ちなみに日本最北のファーストフード店は、おそらくケンタッキー稚内店。南稚内の駅前にある。
(「立ち食いそば」がファーストフードに入らない前提ね、入るなら稚内駅の立ち食いそばが最北だろうから)
わずかな差で、ロッテリア稚内店とミスタードーナツ稚内店が続く。
こちらは両社とも稚内の西條デパートのテナントとして入っている。
なお、稚内にマクドナルドはない。マクドナルドの最北は名寄店。ポスフール名寄の中にある。

おっと、話が逸れてしまったが、せっかく蟹沢氏の日記のおかげで懐かしき記憶が呼び覚まされたのだから、
みんなでドムドムハンバーガーに行ってみようと言う事になった。


場所は行きやすさを勘案して琴似のダイエーを選択、
そんな話をしていると、ちょうど琴似付近が生活圏である まゆよ さんがやってきたのでちょっと話を聞いてみる。

「えー、ドムドム?あるよ琴似に。でも不味いよ。」

ああ、そんな単刀直入に言わなくても・・・・・・まあいい、事前情報はともあれ、やはり自分の足で出向かなくては。



と言う事で琴似のダイエーに車を止め、5人でダイエー地下へと入っていく。
そして・・・・・・地下二階の端の方に、たしかにドムドムバーガーは存在した。

さて、Web掲載用に写真写真っと。
だがしかし、写真を撮ろうとした瞬間、店長のおばちゃんに制止される。
「あのぉ、どういう目的で写真をお使いでしょうか?
 この場所の撮影をするにはダイエーの許可が必要なんですよね」
おお、いつもこのくらいは無造作に撮影しているから、全くそんなことまで気が回らなかった。
流石にこの程度の事で、ダイエーの許可を取るのは億劫だったので、店舗の写真は掲載しないことにする。

しかし、文章だけでは表現力が乏しくなるよな。
ここに写真が一枚あるだけで、だいぶイメージがわきやすくなると言うのに。
これこそまさに、報道における写真の力という奴だよ。


ドムドムハンバーガーのハンバーガーの値段は、他のハンバーガーチェーンの価格より少し高く***円。
あ、普段ならこういうとき、写真で価格表示を抑えておくのに、
今日は撮影できなかったから、値段がわからないや。
価格をメモすることは禁止されていないのだから、後で記事を書くことを考えればメモすべきだったのに。

教訓 普段から記録を写真ばかりに頼っていると撮れないときに困るので、場合によってはメモも併用しましょう。



せっかく来たので、なんか色々と頼んでみた。

念の為言っておくけど、これは私ひとり分じゃないぞ。
そして商品の写真なら、店内じゃなくても撮れるからな。


さあ十数年ぶりに食べるドムドムハンバーガー、はたしてその味は・・・・・・。

まあ、ここから先の事を書くのはやめておこう。
本家の蟹沢さんが、その味を言葉で表現するのは避け、画像イメージで婉曲的に表現していた事を尊重して。

尚、私が画像でその味を表現するなら、こんな感じかな?









画像はイメージです。
実在の人物とは一切関係ありません。






ひとつ今回の事で思ったのは、蟹沢さんは立派なマスメディアだと言う事。
蟹沢さんが自分の日記の中で商品を紹介し、読者がそれを見てその商品を買い求めにきた。
つまり蟹沢さんの書いた日記は、読者に対して影響力を持ち、購買行動へと繋げたわけだ。

ただ一方で、今回の来店が、継続的な購買行動へとつながるかと言えばどうだろう?
私をはじめとした5名は、あくまで懐かしさや物珍しさに駆り立てられてきただけであり、
実際のところ、今後とも継続してドムドムハンバーガーを利用するかと言えば、またそれは別の問題である。
つまり、マスメディアは一時の波こそ作れても、継続的に顧客を呼び込む事はできないと言う事だ。


ところで皆様にひとつ質問。
私の日記にもそういう要素、あると思う?
つまり、私の日記が動機であるサービスを使ってみようと思ったり、
ある場所に行ってみたりした方っていますか?ということだ。

私はこのサイトにおいて、どちらかと言うと、読者にとって役立つ情報を発信しようという
コンセプトでやっているつもりなので、もしそういった事があるのなら嬉しい限りなのだが。

尤も、この日記を書いている私自身が、常識外れた行動をする人間なので
なるほどこういう方法もあるのか、面白いと思ってくれたとしても、
それが行動につながるかと言えば、別問題であるような気もする。
(例えば中型8t限定免許返納とか、内燃機関メタノール取得とか、普通やらないもんな)