2008/1/2 睦月二日




さて、年も明けたことだし、今年の目標でも設定しようか。

個人的な目標としては、就職するにせよ進学するにせよ、それともそれ以外の道を選ぶにせよ
自分が納得できる形で先へ進みたいとか、今年こそJR路線を全線乗り終えたいとか、
昨年相場で失った資金を取り戻したいとか、恋人と呼べる人を作りたいとか、
色々と思うところはあるが、ここ死格の日記では、資格試験に関わる目標でも立てていきたいと思う。

毎年毎年、目標どおりに資格試験日程が進んだ試しが無いが、
やはり年の最初くらいは、志を高く持ちたいものだ。


と言う事でまずは1月、すぐに控えている試験。
毎年恒例のセンター試験はお約束、ただしこの試験はただのエキシビジョンに近い。
もしかしたら来年平成21年度のセンター試験は、私が始めて本気を出すセンター試験になるかもしれんがな。
(なんてこのくだりも最早毎年恒例、そして実現された事は無いが)

そして週の火・水・木・金に行われる陸上無線技術士試験、これが今月最大の難関だな。
私は伝送交換主任技術者の資格を持っているので、受ける科目は法規と無線工学Bの2科目だが、
一陸技と二陸技の両方を受けるので、4日連続1科目ずつの受験となる。

両方とも合格するのが一番いいのだが、最低でも二陸技は攻略したい。

うまく一陸技を取れれば、一海通と二海通の全科目免除申請が可能であり、
所持資格数が、いよいよ大台の100個に乗ると思われる。


2月、受ける試験はおそらく簿記二級のみ。今回は偏頭痛に襲われなければいいが・・・・・・。


3月、やはり目標は環境計量士(濃度)、これに尽きる。
化学も出来るんですよ、とアピールするにはここで取得しておかないとならない。
後は北海道フードマイスターあたりをとりたいところだが。


4月 情報処理技術者試験が最大の敵になりそう。区分はどうしようか?
2009年から新区分になるようなので、それも踏まえて選びたいと思う。
それ以外では二級アマチュア無線も視野に入れている。


5月、弁理士か測量士のどちらかだろうな。
やはり法律と技術が交錯する特許分野を取り扱う弁理士は、私の目標を大きく後押ししてくれそうなので
多少の無理をしてでもとりたいところだが。
あとは2級ファイナンシャルプランナーあたりも狙っていく。


6月、あまり国家試験は無い月だが、
総合無線通信士の攻略に備えて国内電信級陸上特殊無線技士を受けるかもしれない。
ここで8月に向けての力を蓄えておかないとな。


7月、もし5月に弁理士を受けていて、ちゃんと択一式試験に通ったならば
ここで論文と戦うことになる。翌月は資格戦線の中で最も辛い月なので、やはりここも勉強に力を注ぐ月。
そういや、まともに就職活動したら、ここら辺までには内定出るのだろうかね。
私が入りたいと思う企業から内定が出たら、基本的にその企業にあわせた資格試験に日程をシフトさせます。


8月、一番辛い月になるだろう。試験が集中しているから仕方ないが。
税理士、保育士、一種放射線取扱主任者、土地家屋調査士、社会保険労務士、
そして気象予報士の中からいくつかを受けると思われる。
と言っても、今年のような展開になっては目も当てられないので、
場合によっては運行管理者あたりへの逃避もありうる。


9月、昨年科目合格した二種電気主任技術者を続きを取りに行く。
そしていよいよモールス信号が最大の難関である総合無線通信士に挑む事も視野に入れている。
後は学科が免除の一種電気工事士や、ガス主任技術者あたりも狙ってみるか?


10月、公害防止管理者の最低一区分は受けるだろう。
現在の所は大気4種と水質4種のダブル受験を考えているが、
もし就職内定先の企業で必要になりそうなら、1種の先回りもありうる。
個人的に狙いたいのは技術士一次試験、分野はどうするかは未定。
後は毎年取りこぼしている通関士や情報処理技術者試験、
または変り種で浄化槽管理士あたりもいいかも。
死格マニア的には航空工場検査員あたりが面白そう。


11月、おそらくまた不合格になったであろう行政書士にリソースを割く羽目になるだろう。
高圧ガス製造保安責任者と日程がぶつかると思うので、講習を利用するか、回避するか悩みどころだ。
順調に来ていれば電験二種の二次試験もあるだろう。
そして私が死格人生の一番最初に夢見た、甲種乙種の火薬類製造保安責任者試験も挑戦してみたくはある。
試験は平日の東京だから、今年を逃すともう受けられないかも知れない。


12月、特に主だった試験は無いので、せいぜい一級アマチュア無線技士を取る程度か?



後は不定期なものとしては、砂利採取作業主任者、採石作業主任者、消防設備士、
各種自動車運転免許、各種安全衛生の免許、各種作業免許などを、
時間と体力と資金の許す限り鏤めていって、だな。



尚、この試験日程は2007年度のものを参考に組んでいるので、
2008年度の日程では、日程が分かれて同時に受けられるようになったり、
逆に試験日程が重なって、両方同時に受けられなくなったりがあるかもしれない。


あとは民間試験においても、
漢字検定、日本語文章能力検定、数学検定、理科検定、歴史能力検定、薬学検定、食生活アドバイザー
地図力検定、日本常識力検定、地理能力検定、フォトマスター検定、カラーコーディネーターなどなど
未取得であって狙えそうな試験はいっぱい有るが、
おそらく今年も国家資格だけでいっぱいで、そちらまで手が回らないだろう。




私は昨年までの数年間、チマチマと死格取得数を積み重ね、
いよいよ取得数100個が目前まで来た。

これも努力の賜物よね、などと思っていたら、π氏よりこんなメッセージが送られてきた。


「コツコツと積み上げるなら無能だろうが誰だって出来るんだよ。
 優秀な人間は人が数年かけてやっと実現する事を一年で実現するんだ。
 だから死格マニアを自負するなら、毎年少しずつチンタラ死格を積み重ねるんじゃなくて、
 量でも質でも他を圧倒するくらい資格を取れ。」


そう言われてみれば、そうだ。

「普通の人はこんなことをしようとは考えないのにやったから凄い」
ではなく、
「普通の人ならやろうとしてもこんな事はできないのにやったから凄い」
を目指さなければならないのだ。

そう思うと、1つの試験たりとも不合格になどなっている暇は無いのだ。
受けた試験は全て合格、それでこそ一流の死格マニアだろう。


と言う事で今年の目標、受けた試験は全て合格すること、以上。


まあ、どうせまた何処かで無理になってしまうのだろうけど、
やはり目指すべき目標としてはこれ以上下げるべきではないだろう。




ただ、私の中にはこういう考えもあると言えばある。


もうそろそろ使いもしない死格を集めるのはやめて、
普通の人と同じような生活を送って、普通の人と同じような事で幸せを感じられるようになるべきではないか?


どうせ各種分野にわたる資格を持っていたところで、
使えるのはそのうちほんの数%、後は文字通り死格になる。

現段階においてはまだ、就職先の業種が確定していないので、
電気主任技術者は電気系に入れば役に立つ、宅地建物取引主任者は不動産系ならば役に立つ、など
数多有る未来の分岐のどれかにおいては役に立つ可能性があるとは言えなくも無いが
進む先が決まったら、それ以上他の業界の資格を持っている意味が無い。

例えば金融証券業界に入る事が決まった後に総合無線通信士をとっても死格だし、
電気通信業界に入ったのに土地家屋調査士をとっても無駄だ。

その後転職する可能性を考えれば、100%死格になるというわけでもないが。



まあ、蒐集趣味だと割り切ってしまえばこんな事で悩む必要などないがな。
ただ金を払えば増えるわけではないから、難易度の高いコレクションになるがな。



そういえば、ある人は私にこう言った。
「AAAはそれだけ資格を持ってしまっている事が逆に弱みになりかねない。
 何故なら、それだけ資格を持っている事に胡坐をかいてしまうから。
 自分は資格を持っているから・・・・・・と、言い訳や逃げ口上を用意してしまうことになる」

資格はあって無駄になることはあっても邪魔になることはない------今までそう信じていたが
確かにそういった副次的な作用を含めれば、マイナスの作用も有りえるのか。


別の人は私にこういった。
「AAAさんは勿体無いよ。資格試験に注力するエネルギーを他の事に使ったら一体どれだけの事が出来ることか。
 そのバイタリティの一割でもいいから、ファッションとかそういうことに使えばいいのに
 その方が全体としてもバランスが取れてくると思う」



これらの助言を参考に考えると、今年は資格試験よりも目指すべき目標があるのではないか、とも思う。

しかし、就職してしまうと、今までのような資格試験の受け方は出来なくなる。


一体どうするべきなのか、非常に悩ましいところだ。