2007/8/1 葉月一日





今日は結局テストの準備が満足に出来ないまま出陣したのであった。


歩いている途中、綺麗な紫陽花の花を見つけたので。
私は数ある花の中でも、紫陽花の花が好きだな。
可憐と言うには元気すぎるが、華麗と言うには控えめすぎて、ちょうどいい感じ。
最も、紫陽花のイメージをある女の子と結び付けていると言うのは否定できないが。



テストが終了し、既に日も暮れた夜、
私はいつも通りに為替レートをチェックしていた。

22時を回ろうとした時だろうか、突然「ドガーングワシャーン」という凄い音が鳴り響いた。

はあ、どこかで事故が起こったようだ。
しかも、かなり音が大きかったから、事故現場は近いな。

何か外で誰かが喚いているよ。

ちょっと外に出て様子を見てみるか・・・・・・って、交通事故が発生したのは自宅のまん前かい!!


自宅の前の道路は本当に緩やかなカーブになっているのだが
曲がりきれなくて突っ込み、隣の家の塀と車庫を破壊、
さらに勢い余って我が家の車庫と塀にぶつかり、ようやくとまった模様。


事故車、よりによってナンバー「・ ・ ・ 1」 間違いなくDQNカーじゃないか。
まあ、今回はナンバープレート晒し上げてもいいだろ。


警察、消防、救急すべて出動。
何故消防が出てきたかと言えば、ガソリン漏れの可能性があってガス検知器を使ったから。
おかげで自宅が立入禁止エリアに指定されてしまったぜよ。


野次馬の方々、ここ周辺ってこんなに人が居たのだね。
マンションがあるから、確かに人が居ると言えばいるのか。
普段はこんなに出てくる事は無いけど。

あまり自宅前の写真を掲載すると、自宅が特定されそうなので3枚に留めておこう。



尚、私が三脚を繰り出して撮影していると、警察の人に
「マスコミの方、危ないですから下がってください!!」
と言われる。マスコミの方って誰よ?と思ったが、私の事を言っているのだとわかった。

やっぱり私、やっている事はマスコミと一緒か。
確かにこれが仕事じゃなかったとしても、目の前で事故が起こればどこに居ようが同じ行動を取るだろうし
もし、そういう情報が入って現場に急行せよという指令が出れば、すぐに突撃するだろう。


実際、撮影しつつ携帯電話を弄くっている様子は、野次馬の方からも新聞記者と間違えられた。
(と言うか、新聞記者と間違われたのはこれが初めてではない。
 私が本気で情報を集めるときは、撮影だけじゃなく近くに居た人に
 話を聞いたりメモを取ったりと取材もするからなぁ)



警察官が救急車で運ばれ、引火の心配がなくなって消防車が撤退し、
野次馬が少しずつ消えていき、警察が去っていくまでちょうど1時間ほど。
なんとも人騒がせな事件であった。

破壊された我が家の車庫及び塀は、きちんと損害賠償を取れるのだろうか?





後から警察関係者に事件の概要を尋ねると、単純な交通事故では無かったようだ。

最初、付近に不審な車が止まっているので付近住民が通報し、警察官がやってきて職質をかけたが
車は慌てて逃げようとし、警察官を轢いて逃げ出した。
しかし逃走した車はカーブを見落とし、そのまま車庫と塀に激突し停止、
そこを他の警察官が逮捕したと言うことらしい。
救急車で運ばれていったのは、職務質問して轢かれた警察官であり、犯人は大した怪我もしていないとか。

ただの事故だと思いきや、思いっきり事件がらみですか・・・・・・。
これは厄介だな、かなり。



もう一つ私にとって都合の悪い事が一つ。
運転者は無保険車走行を行っており、保険に入っていないようだ。


あーあ、これでは損害賠償を取るのも難しそうだ。どうしたものかね。
法律は金の無い奴から金を取る事はできないからな。



と言う事で、ちょっとネタとしては笑えないネタであった。
まあ、自宅本体に車が突撃してこなかっただけ、マシか。