2007/4/11 卯月十一日





本日行われる大学の部活動サークルPR大会、
新入生をサークル等に勧誘するのには非常に重要なイベントだが、
会員切実募集中のアルバム委員会でも、この機会に新規入会者を募集しようと企んでいた。


このように賑わっているように見える会場内、しかし実は半数以上が勧誘側の人間。
客より店員の方が多い店のようなものだ。

さらに、アルバム委員のブースにはまるで人が来ない。
noct-氏が技術の粋を尽くして作成したポスターも、誰も来ない事には無用の長物だ。
あまりに人が来ないので、我々みんな流石に嫌気がさして途中にも関わらず、ブースを放棄した。
誰だよ、わざわざブース申し込んだ奴は!

結局アルバム委員の新規メンバー候補はゼロ、加入メンバーがゼロじゃなくて
興味があるだけの候補ですらゼロ、ああ、前途は多難だ・・・・・・。

だいたい、今のアルバム委員のメンバーが、まるで勧誘向きじゃないんだよ。
ノリのいい人は皆無だし、可愛い女の子がいるわけでもなし・・・・・・。



私も、校内を行脚していたら、偶然この間入学式で最後に撮影した女の子達に会ったので
いちおうリーフレットを渡し、アルバム委員の宣伝を行ってはみたが・・・・・・。
大ウケされただけで終わった。
そもそも私、あの女の子達に業者の人だと思われていたみたい。
「いつもあんな感じで撮ってるんですか?」
と聞かれたので、
「アレはイベント撮影の時のモード。いつもの私はもっとクールなの」
とか、『鉄子の旅』の時とそれ以外でまったくキャラが異なる横見氏の真似をして言ってみたら
ますます大笑いされた。なんだよ、もう、まったく・・・・・・。


そもそもアルバム委員って、適当に引っこ抜いた人間で良いかと言われれば、そうでもないのだよね。
別に最初から技術や知識を求めているわけではないが、最低限の興味や関心は必要であり
そういう点から言えば、こちらが勧誘するのではなく、自主的に加入してくれる方が望ましいわけで。


ちなみにこちらは写真部の勧誘の様子。
遠藤商店を始めとして、勧誘のスペシャリストが揃っているこちらは例年以上の成果を上げたとか何とか。


そんな中アルバム委員では、このPR大会の様子の撮影も仕事だ。


左はチアリーディング部、右はよさこいサークルのステージPR。
やはり、実際の活動風景を直接アピールする事ができるこれらのサークルは非常に有利だと思う。
私も最前列で撮影してアルバム委員の仕事を行ってはいるが、多分誰も見ていないでしょうし、
見ていたとしても、入りたいと思う人はいないでしょう。

何せ、これだけの人たちが食い入るように見ているのです。
デモンストレーション効果は抜群でしょう。


これらの撮影が終わった後、U部写真部のヒラツカさんに話しかけられた。
「あのぉ、よさこいの一番最初の曲の時の前列左側にいた男の子、撮ってません?
 もし撮ってたら是非写真欲しいんですけど」

・・・・・・そういうサービスはやっていないんですがね。



T部のPR大会は盛況のうちに終了し、T部写真部も三十余名もの入る可能性のある新入生を集めたようだ。
(おそらく実際に入部するのはこの3分の1〜4分の1程度だろうが)
これだけの人数が新入生歓迎会に来る事を考えると、少し頭がいたい。


ちょっと本文中に出せなかった写真を2枚ほど

U部写真部、キャンペーンガールのフジカワさん。いや、部長さん何ですけどね。
どうせなら衣装もキャンギャルの衣装ならい・・・・・・ゲフンゲフン。いえ、何でもありません。


・・・・・・ところでこのポスターを見てくれ、こいつをどう思う?
まあ、カントリー・ウエスタン研究会の勧誘ポスターなんですが、
コレの元ネタ、ここを見る人なら知ってますよね?
まあ、万一知らない人の為に一応。
リンク先注意 特に職場のPCなどで見ると誤解される可能性大
と言うことで、よくこんなもののパロディを勧誘ポスターにしたものだな、カントリーウエスタン研究会は。
(実はハッテン場、なんてことは無いだろうね?)



最後に、屍氏のblogのこのコメントにちょっとドキッとした。

「女の子を写真に撮るのって気持ちがいいです。作り物とは言え笑顔を向けてくれるんですもの」

僕に向けてくれる作り物の笑顔より、誰かに向けられた本物の笑顔、
こちらを切り取る方が良い画が撮れると私は信じています。
でもいつか、“女の子から僕に向けられた本物の笑顔”を撮ってみたいとは思います。

その日がすぐそこにあるのか、それとも一生訪れる事は無いのか、それは誰にもわかりません。