2007/3/20 弥生二十日




昨日届いた郵便に関わる件で、関係人との打ち合わせを急ぐ。

二ヶ月ほど前に投げた賽は、やっと地面に着き、転がり始めたといったところだ。
この先どのような出目が出るかは分からないが、
どちらにしろこちらが望んだ展開のうちの一つには突入しそうなわけで、
あとは、どこまで交渉によって歩み寄れるかと言ったところか。

まったくこの忙しい時期に何でこんな事を、とは思うが、
元はと言えば私がまいた種とも言える。そろそろこの戦いにも終止符を打たないとな。




そんな中、私は再び北海道立図書館へと足を運んだ。
この前、存在を確認しつつも寸前で入手を阻まれたあの資料を入手しに行くためだ。

5日前の日記では、ある事情があってわざと不明瞭に書いたが、
私が4年以上ずっと探していた資料とは、甲種及び乙種の火薬類製造保安責任者試験の過去問題の事である。

高校時代、私がパラレルワールドに突入した際に窮地から救ってくれた死格試験だが、
私が、今はまだまだ手が届かないだろうがいつかは取得したいと思った資格はいっぱいあるが
私のとっての最初の天上の星が、この甲種または乙種の火薬類製造保安責任者試験である。

まだ資格試験と戦い始めて間もない頃は、とにかく量を稼ぐため、
簡単な死格をひたすら攻略していくのが精一杯だった。
難関資格への挑戦なんてまだまだ考えにも無かった中で、
何故かこの資格の存在だけははっきり覚えている。(火薬類取扱保安責任者を受けたからだろうか?)

あの時は高校3年だったから、もう4年半もの月日が流れた。
そして今、あの頃は夢のまた夢だと思っていた資格が、勝負になるようになり、
またそのいくつかは既に手中に収めた。

だが、甲種及び乙種の火薬類製造保安責任者試験だけは、あの頃から全く距離が縮まっていない。
過去問題が入手できず、どんな問題が出るのかが推測だけに頼らざるを得なかった。



今日は余裕をもって江別へと移動し、資料のコピー請求書を書く。

甲種及び乙種の火薬類製造保安責任者の試験問題は論述式だ。
試験難易度は難しいが、コピー枚数はそんなに多くならない。

そしてついに、門外不出と思われていた試験問題を入手した。
情報をくれた sector8421 氏に感謝申し上げたい。

と言う事で日記の読者の方々にだけ、甲種及び乙種の火薬類製造保安責任者試験の問題を見せちゃいます。
私は一見さんと常連さんを区別するために、わざとこういうことやる事があるので注意してくださいね。

と、火薬類製造保安責任者試験に興味のない人の方が多いわけだから、ここで問題を掲載しても迷惑か。
ならば問題を見たい人は、最後にあるリンクからどうぞ、と言う事で。




手に入ったのは問題だけだが、問題の内容、そして言葉の意味はわかるから、
専門書があればそれほどの苦労なしに模範解答を作成できそうです。
ちょっと劣化し気味の化学の勉強にもなりそうだし、
時間と予算があれば、別年度の問題を探すとともに、解答の作成を行っていく予定です。

しかしその性質上、入手した問題の年度は私が生まれる前の物。
どうも新しい年度の問題については入手が困難な事には変わりがないようなので
もし、平成二桁年度くらいの火薬類製造保安責任者試験問題の入手法をご存知の方がいましたらご教示ください。



また当サイト『“死”格』では、火薬類製造保安責任者試験に限らず、
さまざまな資格試験の試験問題を蒐集し公開していく予定です。

実は蒐集作業はこのサイトを開設してから少しずつ行っているため
既に結構な量の過去問題が私の手元にはあります。

もしかすると、書店等ではなかなか過去問題を入手できないので、
私の保持している過去問題を利用したいと言う方がいるかもしれないので、
近いうちに、“管理人所有資格試験過去問題リスト”を作成し、Web上に公開する予定です。

ただ問題は、それらをテキストや画像、PDFなどに起こして
Web上に公開する作業が遅々として進まないことですね。

試験機関がそれぞれPDFファイルを作って、公開してくれればいいのにな、と思います。
いつかはそういう時代が来るのでしょうか?

昭和55年度 甲種・乙種火薬類製造保安責任者試験