2007/2/19 如月十九日





所用で札幌地裁を訪れた後、少し札幌市資料館に立ち寄る。

明日から行われる、ya5u5hiこと伊藤也寸志氏と、鈴木絢子氏の
写真展の搬入作業が行われているとの事なので、
様子見がてらに伺ってみたら、あまり作業が進んでいなかったため
何故か手伝う事になってしまった。

この写真展については、写真都市(ya5u5hi氏のblog)に詳しく書かれているが
札幌市や札幌市教育委員会が後援についていたり、
写真展についてラジオ番組の出演依頼が来たりと、
結構密かに注目されている写真展らしい。

ya5u5hi氏はこの写真展のコンセプトについて
1+1=2ではなく、3にも4にもなるように、
つまり、良くある二人展においては、その二人が一緒に写真展をやる事に必然性が無い事も多いが、
今回の写真展においては、二人展であるからこそ表現できる事を、
いわば出演者の二人の作品が切っても切り離せない関係にあり、
二人でやる事に意味があると言える写真展だと常々おっしゃっていた。

私も搬入の際に作品を見る機会があったが・・・・・・と、
まだ展示が始まってもいないのにこれ以上言うと、フライングになって怒られてしまうな。

続きが気になる方は是非会場までどうぞ。行って損はしないと思います。


「ある二人」
鈴木絢子・伊藤也寸志二人展


2007年2月20日 〜 2月25日
9:00〜19:00


札幌市資料館2階ミニギャラリー2
(札幌市中央区大通西13丁目)

地下鉄東西線 『西11丁目』駅
市電 『西15丁目』電停・『中央区役所前』電停
札幌散策バス 『札幌市資料館』バス停

が便利です。



と、ここで頼まれたわけでもないけど勝手に宣伝広告。

ya5u5hi氏は、いろいろな人に来てほしいと言うので
本当は「2ちゃんねる」ででも宣伝してやろうかと思ったのだが、却下されたので、ここで。
どれだけ効果があるかどうかはわかりませんがね・・・・・・。

今回作品を発表するお二方。背景がフライングだけど、写真はやっぱり直接見てこそ。






宣伝だけで終わるのもなんなのでもう少し。


そういえば、今日民事法廷で行われる事件のうち、半分が消費者金融に対する不当利得返還請求事件だったな。
被告はそれぞれ武富士、アイフル、アコム、プロミスなどなど、名だたる面子が勢ぞろい。
聞いた事の無い街金(or闇金)だと思われる会社もいくつかあったが。

やっぱり過払金(利息制限法で定める利率と、契約利率の差によって生じた分)の返済を求める人、結構多いのね。

消費者金融各社は、これらの過払金返還請求に備えて各自で引当金を積み、
その分を特別損失に参入したため、今期の決算は軒並み赤字のようだが、
過払金の変換を求める人が多ければ、引当金で間に合わないかも・・・・・・。

まあ本当に借金に頭が冒されている人たちは、借りられなくなるのが何より怖いから
過払請求にしろ任意整理にしろ自己破産にしろ、嫌がるらしいけどね。
(これらをやれば、借金の額は減るが、ブラックリストに載り、数年間はお金を借りられなくなる)
もっともそういう馬鹿は、業者から金を借りられなくなると、今度は知人から摘まもうとするようだが。


馬鹿に金貸しても、百害あって一利しかないので(そういう馬鹿と縁を切れるのが一利)
そういう場合は素直に「消費者金融から借りなさい」といってあげましょう。
お金を貸すのが仕事の消費者金融が貸さないということは、
そいつに金貸しても返ってこない可能性が極めて高いと言う事ですからね。

逆の立場から考えても、個人から金を借りようとするのも、正直あまりお勧めしません。
消費者金融は、金利さえ払っていればしつこく催促されることもないし、
払えなくなっても、わざわざ儲けにならない事はしませんが
個人なら、「ネタとして面白いから」、「相手を追い詰めるのが楽しいから」
「別に金が惜しいわけじゃないけど、貸した相手がのうのうと暮らしているのが不愉快だから」
と言う理由で、再三度外視で追いかけてくる人もいますからね、はい。
貸金業法も通じませんし。