2007/12/2 師走二日





ここ数日の、ずっと家に引きこもってHTMLを打ち続けている生活もそろそろ嫌気が差してきた。
が、やっとこの作業も一段落着きそうなので、久々に少しお出かけする事にした。

最近テクノストレスだと思うが、肩凝りが悪化しているので、久々に温泉にでも行く事にするか。


近すぎず遠くはない温泉としてはいくつか候補はあるが、今日は北村温泉へと向かうことにした。
燃料が高くなったご時世に、わざわざ30キロメートル以上も先の温泉に入るために
移動するのは少々無駄な気もするが、まあたまには問題ないでしょう。


川下、角山、新篠津を経て北村を目指す。

今日の道は乾いており、夏と殆ど同じように走れるはずなのだが、どうも今日は調子よく走れない。
ここ最近ずっとディスプレイを凝視する事が続いたから目が疲れているのだろう。

先月、大成に行ったときや、知床に行ったときなどは、夜の闇に高揚感を覚えた物だが
今日はなんだか不安感が募るばかりだ。この調子では、あまり長い距離は走れないな。


新篠津から、たっぷ大橋を経て岩見沢市北村に入ると、突然辺りの景色が変わった。
新篠津までは、道路の端のほうに僅かに雪が残っている程度だったのに対し、
橋を渡った後は、道路以外が全て白い雪に包まれている。

ここら辺の気候がガラリと変わることは解っていても、実際に目の当たりにすると妙な感じである。



そして北村温泉に到着。駐車場はほぼ満車である。


温泉に入る。中は地元の老人達でいっぱいだ。
私くらいの年齢の人間で、一人でやってきている人なんて全くいません。
まあ、場違いな空間に紛れ込んでしまうと言う行為は、私の趣味においては良くある事だがな。


しかし、露天風呂の寒さが身に染みる季節になりましたな。
まあ、凍てつく寒さの中、温泉に入るのが風物詩なのかもしれませんが。


しばし温泉に浸かったのち、雪が降り始めたので、さっさと札幌へと戻る事にした。
このエリアの雪は、たまに本当に洒落にならない事があるのでね。
もっとも、橋を渡って新篠津村に戻ると、雪は収まったのだが。



帰った後は、HTMLの仕上げを行う。
ここ数日の作業がようやく形になりそうだ。

ここ数日HTMLを打ちまくっていたのは、このサイト“死“格のリニューアルの為である。
最近、私の生活における各方面において、初心を忘れつつあるので
心機一転、新たに再スタートすると言う意味で、Webページも一新することにした。

おそらくこの日記を読んでいる方は、既にリニューアルされたサイトを見た後だと思うが、
トップページの変更や、過去問題の増量などは見て直ぐにわかる変更の他に、
リンクの相対化や、サーバーの移転、スタイルシートの適用、ファイルの分割結合など、細かい点をあちこち弄った。

一番重要なのは、過去問題のデータを今までとは別のサーバーに移した事だ。
これにより、限界に近かったサーバー容量を緩和し、
これからの容量問題についても一定の解決を試みた事になる。


このサーバー移転作業については、大分昔から、やろうやろうとは言っていたのだが
いざやろうとすると、サーバーが分散すると管理が大変になる、とか
新たにスペースを確保しようにもいいサーバースペースがないとか言い訳を繰り返して、
何だかんだで二の足を踏んでいた。

でも、一度やり始めてしまえば、案外スムーズに行くものである。


これはきっと、他の事にも言えるはずだよね。
面倒だから、きっと無駄に終わるから、費用対効果が悪いから、自分には多分必要ないから、
自分ではやりたいことなのに、常にこんな事を言い続けて、
未だにスタートしていない事が山ほどある。

まず、自分に言い訳をするのをやめようと思う。
だって〜だもん、どうせ〜だし、でも〜だから、だけど〜でしょ・・・・・・
言い方は色々あると思うが、とにかく自分に言い訳してもいい事があった試しが無い。

自分の心の中で答えが決まっているのなら、それに向かって進めばいいだけの話だ。


自分の気持ちに素直に生きるのって難しいよね。
何故かいつも自分の望むベクトルとは逆の方向へ行く行動をとってしまう。
外形的には、恰も取り返しがつかなくなった状況に置かれるのを望んでいるかのように。




と言う事でこちらを御覧になっている皆様に1つお願い。


たまにでいいので“見てるよ”という事を私に伝えてください。


と言いますのは、私の方では皆様のアクセスは、アクセスカウンターの増加や
アクセス解析によってしか、知りうる事ができません。

美櫛のように足跡がつくシステムならば、誰がアクセスしてきたのかがすぐにわかりますが、
“死”格においては、どこの誰がどれくらいの頻度でアクセスしているのか、知る術は有りません。
もっとも、昔はそんなもの知る必要もないし、知りたくもないと考えていましたが、
他の人のblogや美櫛で、あれこれコメントがついているのを羨ましくも思っていました。

そんなこんなで、今までは双方向のコミュニケーションなど必要なく、
こちらが一方的に情報を発信していればいいと思っていましたが、
会った時に「日記面白かったよ」と言ってくれたり、
「過去問利用させていただきました、ありがとうございました」というメールがあったりといった
何らかの応答があるとやる気が出ますし、
逆に、ネット以外で何らかの繋がりがある人なのに、サイトを見ていて何の反応もないのはやはり寂しいものです。
(できれば“見ている”という事だけでも匂わせて欲しいな、と思います)


なんて事をここに書くと、コメントを強要しているサイトと同じ孔の狢みたいで何か嫌ですが、
お暇があれば、掲示板に書き込んでくれたり、メール送ってくれれば嬉しいな、と思います。

そうすると私もまた、さらにサイトの内容を充実させようと思うわけで、良い循環が生まれます。



長々と色々書いてしまいましたが、皆様これからも“死”格をよろしくお願いします。