2007/1/31 睦月三十一日




先日の電気通信主任技術者試験の解答が、本日発表される。

以前は試験日の5日後の金曜日に発表だった気がするが
手続きが早くなったのか、3日後の水曜日となっているようだ。
(と思ったら、前回もそうみたいね)

電気通信主任技術者試験はマークシートかつ合格点固定制なので、この採点で九分九厘合否が決まる。
半年前、7月の試験では57点で不合格、
その1年前の試験では58点で不合格の通信電力、
はたして今回で攻略し、晴れて伝送交換主任技術者の免状を取得することができるのか?


日本データ通信協会のWebページをこまめにリロードして待っていると
10時を過ぎたあたりで、Webページに問題と解答がアップロードされた。

いよいよだ。泣いても笑ってもここで合否が確定する。
アクセスが集中して重くなっているPDFファイルを読み込む間、心拍数が上昇する。
画面が表示されたら表示されたで、『専門的能力』の項目をクリックする手が震える。呼吸が苦しい。
これは恋? のわけないよな。

試験当日は、息を吸うかのごとく受験し、緊張感0で解答できたわけだが
今日は採点するだけなのに、動悸が激しい。

たとえ落としたとしても、この試験は年2回あるから、他の試験に比べれば挽回が容易と言えなくも無いが、
もうこの試験は落としたくない。受験料がアホみたいに高いし。
さらに今回落とせば、法規と設備の免除を使えるのはあと1回、
次に落とせば科目合格が失効してしまう。

しかしこれに合格すれば、陸上無線技術士試験への扉が開く。(2科目免除)

さあ、勇気を奮って採点だ。上から順に行こう。


2点、2点、2点、2点、3点、3点、0点、0点 12点
2点、2点、2点、2点、3点、0点、0点、0点 11点


最初の2つの2点問題は、過去問題そっくりだったから取れて当たり前の所。
3点問題の正答率が半分以下なのが苦しいな。
まあインバータとか半導体分野はあまり得意じゃないから、想定の範囲内と言えば範囲内だ。
問題はここから先の、過去問題ではあまり出なかった分野の2点問題でどれだけ失点しないか。
そして3点問題でどれだけ点を上乗せできるかにかかっている。
さあ、採点を続けよう。

0点、2点、2点、2点、3点、3点、0点、3点 15点

ここまでで60点中38点、6割が合格ラインなので
アドバンテージはたったの2点。またギリギリでの決着なのだろうか?
だけど、後半の科目の方が私の得意分野。
今回は大丈夫だ、そう自分に言い聞かせる。

2点、2点、2点、2点、3点、3点、3点、0点 17点

太陽電池、風力発電などのエネルギー関連の問題は今回も私を裏切らなかった。
残り5点。最後には得点源の電力需要計算が残っている。この勝負、勝った!

2点、2点、0点、0点、3点、3点、3点、3点 14点

採点終了、合計71点。合格確実が出ました。


ちなみにお気づきの方もいるでしょうが、本当は73点です。
2+2+2+2+3+3=12 じゃなくて 14ですからね。
しかし、私が実際に採点するとき、本気でこの計算結果を12点と書いていました。
これを書くときに改めて計算して、ようやく気づいたわけです。


これでもう、あの馬鹿高い受験料を払わなくても良いし、科目合格が消えることもない。
そして今年の夏はいよいよ陸上無線技術士攻略へと駒を進められる!

ということでパソコンの前で一人で喜んでみたが、まだ『線路主任技術者』の方が残っているんだよな。
最低後一回は、1万8千円強の受験料を支払わないとならないようだ。
線路の方は2科目とも、一回の試験で取りたいぞ。(法規、システムは免除ね)



この後昼から憲法の試験があったのだが、ここ最近出題されていない傾向の問題が出されて結構焦った。
こっちも3日後くらいに、合否が判断できれば良いのに。



写真は南区藤野の住宅街の様子。
夜になってから意味なく走行してみたが、昼間の雨で中途半端に雪が融けて
恐ろしく走りにくい道になっていた。