2006/8/6 葉月六日




札幌らしくない暑さが続く今日この頃、
そういえばここ数日晴天ばかりで、雨が降った記憶が無い。

エネルギー管理士試験明けで、さっさと次の試験勉強へと取り掛かるべきなのだが、
この暑さは学習意欲を阻害する。

電気主任技術者まであと2週間、放射線取扱主任者、社労士まであと3週間しかない。
目標は最低でもこのうち2つ、できる事なら3つとも仕留めたい。


そういえば、我が家の車にカーナビゲーションシステムが導入された。
私は費用対効果を考えると割に合わない(父親も私も、世間一般の人よりはかなり道路に強い)
と言って反対していたのだが、
私の車ではないし、私のお金でもないので、まあ制止する権限も無いわな。
ちなみにETCも導入された。こちらは、高速料金が割引になるので
イニシャルコスト分くらいすぐに元が取れるとして、私が推奨した。

さっそく試しに使ってみるということで、私を乗せて出かけることに。

が、スタート早々、父親はカーナビと喧嘩を始めた。
「何でそっちの道指示するんだよ、あきらかに遠回りだし遅いだろ」
「そこで右折指示?こいつ本当に道をわかっているのか?」
「ここの斜め道路はインプットされていないのか?明らかに早いのに」

カーナビの指示をとことん無視して走る父、カーナビは何度もリルートを繰り返す。
はて、何のためにカーナビを買ったんでしょうか?
もしかしてカーナビを、ゲームの対戦相手とでも思っているのだろうか?


「これじゃあ実験にならないがな」
と言うと、帰りはカーナビが指示した道を通って帰ることに。
しかしそれも、苗穂丘珠通を通って豊平区に抜ける道のに、創成川通を指示された時点で
「何で街の中、街の中と走らせたがるのかな?明らかにおかしいよこのプログラム」
と言い捨てて、北光線から一条大橋を抜けて帰ってしまった。

自宅付近では
「何でこいつは、まっすぐ抜けられる道があるのにも関わらず、コの字のルートを走らせるんだ!」
と憤慨、本当に何のために10万円以上も投資したのかわかりません。

父は最後に
「札幌市内なら道を知っているから、カーナビが変な道を指示してもわかるけど
 他の地方でレンタカーを借りたときとか、カーナビに従って走っていたら
 不利なルートを通らされている可能性もあるわけだよな。気をつけよう。」
と言っていた。

さて、今回父はカーナビの指示を無視して走りまくったわけだが
実際、人間が道を指示して走るのと、カーナビの指示に従って走るのでは
どちらの方が早く目的地につける期待値が高いのだろう?ちょっと実験してみたいテーマである。
といってもこの実験をするには、車を2台でよーいドンで出発させ、
最低でも10経路くらいは走らせないと、結論は導けないだろうな。
だれか協力してくれる奇特な御仁はいらっしゃいませんかね?