2006/7/9 文月九日





今日は久々の資格試験受験日。それも久々のダブルヘッダー。
午前は食生活アドバイザー、午後は電気通信主任技術者、まったく異色の組み合わせである。

今回食生活アドバイザーは3級を受験する。
2級の試験は午後に行われるため、電気通信主任技術者の私が残した科目と重なってしまうからだ。

試験会場は写真展をやっている米風亭のすぐそばだった。

受験者をぱっと見てみると、おばさんが多いが それ以外もいろいろな世代の方がいて
趣味での受験らしき人、学校に強制受験させられた人と思わしき人など、様々だ。

試験時間は2時間、
栄養学だけではなく、流通のしくみ、フードビジネスの基本、テーブルマナーなど
食に関する様々な切り口から出題される。なかなか面白い問題だ。

3級はマークシート方式だし、私は2級のテキストを使って勉強したのでかなり時間が余った。
十分勉強したので、脊髄反射で問題の答えが出てくる。まあ3級だからな。
試験開始から1時間、途中退出可能時刻になった瞬間退出。まあ、たぶん余裕だな。

何人かが時を同じくして退出、私と似たような人達だったので同業者かと思いきや
専門学校生らしく、受験させられた人達だと判明。


さて、午前中に軽く試験を受けたため、昨日ずっと勉強していて重くなった頭がニュートラルに戻った。
どっと疲れたときに何もしないでいるより、軽い運動をした方が疲れが取れるのが早くなるのと同様で
頭も軽い負荷をかけてやった方が回復が早くなるのかもしれない。

次の電気通信主任技術者試験まで思ったより時間があるのでいったん家に帰る。



14時少し前、試験会場へと移動する。試験は昨年と同様、北海道ハイヤー会館で行われる。

理論的には、設備・法規・専門と三科目を戦った去年と比べれば、
専門一科目の今年は楽なはずだが、そう単純なものでもない。

専門1科目のために18000円をかけたという事実、
そしてラスト一科目、なんとしても合格しないとならないというプレッシャー、
これらの要因が絡み合い、昨年と比べても楽だとは思えない。

私が得意な変圧器、遮断機、蓄電池、予備電源、配線選択、
こういった問題が多く出てくれればいいなと祈っている。

とはいっても去年、得意分野だったはずの蓄電池で得点できず、
最後にニッケル・カドミウム電池にとどめを刺されたという事例もある。
58点不合格、あんな悲しみはもう味わいたくない。(もっと低い得点での不合格ももちろん嫌だが)

ここから先はいよいよ戦場だ。


昨年は、午後から入ってきた人達を見つつ、
楽そうだと思いつつも一旦は不合格になった人だと考えると複雑な気分になったものだが
今年は自分がその立場になってしまった。
試験についての説明が終わればいよいよ試験開始。

試験開始早々、問題の訂正が告げられる。私の解く通信電力に関する訂正だ。
選択肢の一つ削除、確率的には少しだけ有利になったがあまり関係ない。
どちらにしろその問題は、すぐに答えがわかったから。

さて、まずは前から行きますか。
一問目選択式、直流安定化電源の問題。楽勝、8点いただき。
一問目正誤択一式、コンバータや整流装置について。苦手分野だ、後回し。
二問目選択式、UPSの問題?UPSなんて過去に出た記憶がないぞ?どうしよう?
二問目正誤択一式、またまたUPSだ。でもよく見るとインバータによる給電方式の応用か、何とかなるかな?
三問目選択式、受電装置及び受電方式について。これも楽勝だな、8点Get。
三問目正誤択一式、コンデンサ、トランスなどの電気設備。今までと切り口が違う、わからん。
四問目選択式、ディーゼル発電措置、ディーゼル機関の材質なんて知るか!!理系一直線じゃない私の弱点だな。
四問目正誤択一式、またまたディーゼル発電装置、今ひとつ確信できない。なんとなくここが明暗を分けそうな気がする。
五問目選択式、通信用電源設備の防災対策、得意中の得意分野。8点全部確保だな。
五問目正誤択一式、鉛蓄電池の容量配線選定、これは簡単だが、最後の問題がちょっと不安だな。

今回も、楽な部分とそうでない部分が織り交ざり、全体としてはそう簡単に得点させてはくれなそうだ。
でもこの試験、あくまでも60点取ればいいんだ。
7割8割が要求される試験とは違う。

しかし昨年、あと1問で不合格になったんだ。
今現在、最後の判断が合格と不合格を分けると言うことも十分考えられる。解答の見直しは十分に。
私が今回の勉強を開始したときに、真っ先に昨年の問題を見たが
何これ?どうしてこんな簡単な問題を間違ったの?これさえ間違わなければ合格だったのに、
と思った。そして今中途半端な間違いをして、また去年のようにでもなれば
来年の私にまた余計な負荷を押し付けてしまうことになる。

試験室を出る前までは合格、不合格両方の可能性がある。
試験室を出た瞬間、どちらか白黒ついてしまう。
やれることは最後までやろう。例えギリギリ60点でも合格は合格、逆は不合格だ。

解答の発表は3日後の水曜日、その時点で合否がはっきりしてしまう。



試験終了後、19時からはユリイカ展、すなわち今日まで行われていた写真展の打ち上げが行われる。
今回の飲み会は、T部写真部とU部写真部の融和と言う目的もあり、
U部からもたくま氏とワッキー氏が参加している。

1次会、様子を文章でそれを語るのも困難なので、写真メインで。






私が持っていったカメラをみんなで回して撮影しているのですごい枚数になった。

どさくさにまぎれて
「今日の写真、誰が撮影したか判別不能なので著作権は私に帰属させてもらいますね」
と言っておく。(まあ、これが問題になる様なケースは99.99%ありえないが)

私はと言うと、他の人を撮影してばっかりなので
あまり食べられなかったし、飲めなかったし、話せなかった。

代金は写真展の訪問者の方の寄付金によってずいぶんと安く上がった模様。



2次会はカラオケ。
一部の人達は1次会終了の段階でブレイクしていて、非常にハイテンションである。

私も酔っ払ったya5u5hi氏に、SUPER BELL”Zの埼京線や京浜急行を歌わされた。
(セルフ車掌的な曲である)
しかし誰が何を歌っても盛り上がっているこの雰囲気は異常だ。
人に無理やり焼きそばを食わせて回っている人もいれば、飛び跳ねまくっている人も、
更には記憶をなくすほど大暴走して、これは本当に○○さんなのか?と思うような場面も。




ほとんど内輪向けだが、ここは内輪ネタだろうが、死格ネタだろうが、鉄ネタだろうが
私がやりたい事をやらせてもらう場所なので、まあいいでしょ。


最後に右より(自称)のya5u5hi氏の提案で君が代斉唱。
もはや何の集会だかわからんが、とにかくすさまじく盛り上がった。


珍しく地下鉄の最終列車に間に合う時間帯に宴会が終了したものの、
ワールドカップの決勝戦もあることだし、tiger氏の自宅にお邪魔することにする。