2006/6/29 水無月二十九日





また写真部内で微妙な紛争が勃発していた。

事の起こりは昨日、とある人がプリントの指導中に職務放棄して逃亡したことによる。
しかもその仕事を、1年生の新人に丸投げして自分はさっさと彼女と帰っていった。
これがya5u5hi氏の逆鱗に触れたわけである。

そのとある人、まあ、前に写真部関係者として日記に登場させた湯浅氏と違って
人格的に問題があるわけではないので実名は出さない。ここではρ氏とでもしておこうか。

実は、そのρ氏の彼女というのも写真部内の人間なのだが、
ρ氏が女の子にプリント指導をしているのが癪だったのか、
ρ氏に「早く一緒に帰ろうよ」と愚図り、今回のような事態が起きたのである。


そもそも今回の事例、こんな最悪な手段をとらなくても、
周りから糾弾されずに済む解決法はいくらでもある。
・まだ長引くからと彼女を先に帰らせる
・仕事で抜けられないからといって待ってもらう
・そもそも最初から仕事を引き受けない




仕事を何でも抱え込みたがる人は2種類のタイプがある。

1つは他の人に仕事を任せられないという場合。
周りが無能だと思っていたり、自分でやったほうが上手くできると思っていて
全ての仕事を自分で処理しようとする。他の人に仕事を分担するということを知らない。

仕事の処理が順調に行っているときは良いが、このやり方では後輩が育たないし
その本人が異動で別のところに行ったり、能力の限界を超えて倒れたりして戦線を離脱した場合、
組織全体としての事務処理機能に重大な影響が出てしまう。


もう1つは好奇心や実力試しなどで軽々しくなんでも首を突っ込むタイプ。
できるかどうかわからないけど自分の力を試したいからやってみたい、
仕事を引き受けておいた方が周りからの印象が良くなるし、多分やれるだろう、こんな思考だろうか。

こういう人たちは、責任感に欠ける人が多い。
興味本位で首を突っ込んでいるので、自分にとって面白みが無くなればフェードアウトするし
途中で実力不足が露呈して、職務の遂行が困難になってもなかなか善後策を考えない。
そして誰かに作業の進行内容を報告・提出しろと言われる段階になってから
「できていません」、「私には無理でした」、当然できているものと思って当てにしている方は肩透かしを食らう。


最初から「できません」「私には無理です」と言えば、代わりの人材の手配もするし
できないことをやれという奴もまずいない。
できるのに、できないと言って仕事をサボろうとする奴相手なら別だが。

もし会社で「彼女と一緒に帰りたいので、この仕事はお引き受けできません」
などと言ったら大変なことになるだろう。(想像だが)
しかしここは大学だ、最初からそうやって宣告していたら
周りからどういう眼で見られるかは別にして、
「そんな事は認めない、仕事しろ」とは言われないだろう。
とりあえず少なくても、そのことを私にわざわざ日記で晒される事はない。


まあこれは、私自身にも言えることではあるし、
特に私の場合、もし彼女ができようものなら、調子に乗って
これに輪をかけたような事をやらかしかねないと思ったので、
自戒の意味も込めて日記に書いてみた。
(最も実際問題、私に彼女ができることはまず無さそうだから杞憂に終わるだろうが)




さて、そろそろこのサイトの存在、大学関係者に漏れそうだ。隠し通すのも限界になってきた。

こういうネタを日記に書くと、大学関係者が流入してきた時に問題になりそうだが、
日記に危ないことを書いていたのは高校時代からずっとだし、今更特に対策することもない。

さらにこの日記には、

何人も法律に別段の定めがある場合を除くほか、この日記を閲覧して
その存在若しくは内容を漏らし、又はこれを窃用してはならない。

という電波法を参考にした特約条項もついているし、見たくない奴には見ない自由がある。
見ないという消極的な不作為だけでは回避できないような、
特定個人のプライバシーを著しく蹂躙したり、回復不能な人権侵害をするような記載は
私の記憶が確かであるならば、このサイトには存在しないはずだ。


ということで、以前誰かのblogの内容に直接文句をつけた誰かさんへのメッセージ(多分来ないと思うけど)

私は「Webページという公の場でわざわざ見た人が不快になることを書かないでくれ」
などという戯言に耳を傾けるつもりはありません。
この程度で不快になるのでしたら閲覧をお止めすることをお勧めします。
もちろん文章中に虚偽の書き込みや明らかな名誉毀損がある場合は、責任を逃れるつもりはありません。
真摯に対応させていただきます。