2006/5/4 皐月四日




日本国内での休みシリーズ第二段。国民の休日。

昨日は一日中パソコンの前に張り付いていて疲れたので、
今日はどこかに出かけようかとも思ったが、
最近の財政事情を考えると、あんまり外に出かけている余裕もない。
(また資格試験シーズン突入で、受験料の支払がいっぱい控えているし)
夜になってから、母から使い終わったドニチカきっぷを貰って、ひっそりと出かけることにした。

地下鉄はかなり空いている。
なんとなくロングシートである地下鉄に、クロスシート風に座ってみることにした。
といっても、座席の向きが変えられたりするわけじゃないので、
足だけ通常の向きで体を思いっきりひねる。
これで視線が進行方向に向いた、クロスシート風の座り方ができる。

こんなことをやっても意味が無いと思っていたが、
いざ電車が動き出してみると、けっこう感じ方が違うことに気づく。

なんと表現していいのかわからないが、駅に進入して停止するときに駅が非常に気になる。
通常の着席方法だと、列車乗車中に地下鉄の駅ホームに着目することなんて無かったのに。

そして列車の速度が非常に遅く感じる。
普段、クロスシートに座るような列車では、時速100キロ以上は当たり前なので
時速70程度しか出さない地下鉄に、違和感を感じるのだろう。


普段とは別の視点で物事を見ると言うのはなかなか面白いものだ。
ただ、他の乗客から変に思われていそうだが、迷惑行為ではない(と思う)のでいいだろう。
座席もかなり空いているから、私の近くに座る必要性も無い。
混雑しているときにやったら、顰蹙ものだろうがな。



さっぽろ駅で東豊線に乗り換え、またさっきと同じように座る。

さっぽろ〜大通間の東豊線と東西線を連絡する線路、
豊水すすきの〜学園前間の豊平川の下をくぐるトンネル、
美園〜月寒中央間のセンターポールのない区間、
普段であれば見落としてしまうようなちょっとした違いを楽しめる。
やっぱり列車はクロスシートの方が楽しめるな。そう確信した。


さて、終点福住。降りようとしたら・・・・・・腰が痛い。
さっきからずっと同じ方向に体を捻っていたからねえ・・・・・・。

あんまりアホをやるのも考え物だと言うことだな・・・・・・。