2006/4/18 卯月十八日





明後日、いよいよふるさと銀河線が廃止になる。
私は廃止が決まった時点で、この日は何があっても最後を見届けに行く事を決めた。
もっとも葬式が入れば別だが、幸い誰も死ななかったようだ。
明日、明後日ともに大学の授業があるみたいだが、
私のこの予定のほうが先に入っていたので授業をサボるわけじゃない。
私の日程に後から重ねる方が悪いんだ。

しかしその反動もあって、今日は朝から大忙しだ。とりあえず朝早くから始動する。
深夜までいろいろ計画を立てていたため、ほとんど寝ていない。


で、何故かあいの里に行ってみたり、(しかも何故かバスの写真)


何故か余市へ行ってみたり、

して札幌に戻ってくる。小樽で最速乗換を選べば、2時間少しで余市往復して用を足せるようだ。


続いて大学へ行った後、いったん自宅に戻り、旅行セット一式詰まったパンパンのリュックで大学へ行く。
5講目が終わってから時間がないのだ。


本日、初めてのゼミの日なわけだが、私を含めて4人しか出席者がいないけど大丈夫か?
まあ、早く終わったからよしとしよう。

17時30分、すぐさま大学を後にして移動する。

今回、ふるさと銀河線を見送るにあたっては、2年ぶりに十勝側からのアプローチを行う。
十勝への足は帯広行の都市間バス、ポテトライナーである。


帯広までの所要時間は4時間弱、列車なら2時間と少しで帯広まで行けるのだが
今回は速達性より費用を重視した。
今回、ふるさと銀河線部分に大量に資金を投入するので
その前後の行程は極力節約しなければならない。
となると3300円で帯広まで行けるバスは大きい。
(列車だと6000円くらいかかってしまうのだ)


札幌ターミナルを出たバスは、国道12号、道東自動車道をひた走る。
といっても高速道路は現段階で夕張まで、そこからは延々と一般道を走り続けなければならない。
この点列車は、石勝線を猛スピードでぶっ飛ばしていくので早いわけだ。

私はこの夕張から清水までの区間の他、本別から釧路までの道東自動車道、
国縫から七飯までの道央自動車道は建設するべきだと思っているが、
それ以外の高速道路は、作っても資金の無駄だと考える。
これから向かうふるさと銀河線の区間にも、高速道路の建設案があるが
なんでこんなところに建設するのか理解に苦しむ。
理由はおそらく明日の日記でも書くと思うが、
まだ建設中の旭川紋別道+ルクシ峠の方が人の流れにあっていると思う。

まだ雪深き日勝峠(変換できないのがちょっと不愉快)を超え、
清水町に出てからは軽快に走り、21時40分頃、予定より少し早く帯広駅前到着。


こんな時間、駅前には誰もいません。明るく輝く巨大な駅舎が逆にさびしく感じられます。


今日はここに泊まる。明日朝5時の、足寄行始発に乗るために池田に行くのも手だが体力が持たないと判断した。


ふるさと銀河線廃止まで、あと49時間。