2006/1/20 睦月二十日 January Twentyth



毎年、この季節になると私は精神が壊れそうになります。もはや一種の職業病です。
月曜日に出した懸賞企画も、私にかかる強烈なダウンフォースを打ち消すための物ですが
今回はそれの効果もかなり限定的です。

去年に比べて、負の人生を送った事によるマイナススワップの蓄積の他にも
自分のパソコンが使えないことによるストレスや効率悪化が原因で、
昨年よりかなり立場は悪いです。


私が高校三年時代から毎年受け続けている物、
それは行政書士試験と大学入試センター試験です。
どちらも四回受験した人はそこまで多くはないでしょう。

どちらの試験も、受験することが義務なわけではありません。
行政書士試験を受けなくても行政書士にはなれるとか、
センター試験を受験しなくても大学には入れるとかそういう以前に、
行政書士になったり、大学に入ることは人生において必須事項ではありません。

しかし私の人生において、これらを諦めることはまずあり得ないでしょう。
仮に宝くじで3億円が当たろうが、国外に引っ越そうが、
重度の障害を背負ってしまおうが。死んでしまえば流石に諦めざるを得ませんが。


私は受験する以上、合格を目標としてやっていこうと考えています。
センター試験20回連続受験するぞ、とか
行政書士試験死ぬまで毎年受けるぞ、とか考えているわけではありません。

しかし、行政書士試験については兎も角、
センター試験については明らかに結果は伴っていません。
伴っていませんというより、伴わないのを分かっていながら受験している、
いわゆる不能条件に近いわけです。
私が望む結果を出す為には、少なくても8割以上の得点が必要でしょうが
良くて7割程度の現状に対して、アクションを起こしていないわけですから。


さて、世間一般的に見ればセンター試験を四回も受ける人はそんなにいないでしょう。
ストレートで受験した時の実力で入る人が半分以上、
残りの人も、あと一回か二回で無理なら、だいたい妥協して受験戦線から離脱します。
そしてたいていの人は高校時代にきちんと勉強しています。

さて、私の場合はどうかというと、1年目、すなわち高校三年時に
史上最大の無気力状態に陥り、そのまま惰性に近い形でセンター受験、
さらには大学の願書締め切りに間に合わず。
当時の日記で、パラレルワールド論を唱えていたことからも分かるように
この世界は架空世界だと本気で思いこんでいたからこその結果だ。

今は流石にそうは思っていないが、大学受験に関しての時間だけは
私の中で高校三年時のままで止まっている。
大切な人が死んでしまった時のように。
あ、大学受験に関してだけではないな、恋愛感情もだ。
ただ、資格試験の世界は日々進む現実そのものであるため、
私の心の中では複数の時間の断層がぶつかり合っている。
止まった時はどうすれば動くのだろうか?


心の時が止まっていようが、現実の時は流れる。
今はまだ顕在しない時間的損失がいつかは吹き出してくる。
ストレートで進んだ高校の同級生達は、あと一年少々で大学卒業、
好きだったあの子も来年3月には某国家試験を受けて社会へと羽ばたいていくだろう。
そこで私がやっているのは何かといえば、ただ資格を積み重ねているだけ。
これでは本当にただの『死格マニア』だな。


「また来年があるさ」は無限ループになるんですね。
教唆の教唆の教唆の教唆の(略)を自分にやっているようなものです。
試験において、先に駒を進めた者が既得権益によって有利になることはあれど、
待つことが有利になる事はほとんどありません。


センター試験大炎上は必死、日程に余裕がないので大学の試験でも大炎上濃厚でしょう。
その後に私に残っているのは何でしょう?

逢いたい・・・・・・。