2005/7/6 文月六日 July Sixth



今日も雨、ソフトボール大会が予定されていたようだが、この雨ではお流れだろう。
もしかすると、酔狂にも雨の中でプレイしているかもしれないが、
どちらにしろ、私が出場するわけではないのであまり関係ない。
月寒公園まで確認のため足を運ぶのも面倒だ。

ということで今日は外出せず、日頃から蓄積される一方のタスクを処理していこうと考えた。
しかし、始めてみれば・・・・・・

「あれ?この試験の問題集はどこに行ったっけ?わかんないな」
「部屋が汚いな、片付けなければ。でもやってもあまり意味がない罠」
「日記もこのところ書いてないな、書かなきゃ」
「そういえばこの前撮った画像、Photoshopで加工して写真屋に持っていかないと」
「Flashのアクションスクリプトの学習もしたいなぁ」
「何だこのニュースは?なるほど、こういうものもあるのか」
「死格カレンダー作ってないな、あれがないと日程忘れが怖いんだよなぁ」
「今はやっぱり電気通信主任技術者の勉強をするべきだろうか?」
「2ちゃんねるのスレに書き込んだ内容にレスがついている・・・・・・」
「なんか郵便が来た、ビジネス電話検定A級合格か」
「最近、英語の勉強していないな、やろうかな。でも数学もやりたいしな」
「北海道総合通信局にアナログデジタル総合種の申請いかないと、でも今から行っても遅いか」
「社労士試験の勉強もしなくちゃ、でも試験一週間前の電気通信主任が先か?」
「おや、試験勉強用ノートはどこに行った?おーい」
「ハードディスクのバックアップのためにDVDを焼かないと」
「ゴミが多いなぁ、不愉快だ。ちょっと処分してこよう」
「そろそろ函館に願書請求の封筒を送らないとならないな」
「こっちの書類はこっちにしまって、と。こっちの書類は・・・・・・入るところが無いな」
「この前作成した文書はどのフォルダに保存しただろう?でもその前にこっちを・・・・・・」
なんか、やることはいろいろあるけど、優先順位がつかず
中途半端なままで終わっていたり、着手しても途中で行き詰まったり、
タスクの量がいっこうに減らない。何一つ完了しない。
そして途中で嫌になり、タスクの消化自体をやめてしまう。
今日に限ったことでなく、いつもこんな感じである。


タスクバーのこの状態を見ていただければ、私の効率の悪いやり方がわかるのではないだろうか?
フォルダやブラウザがいっぱい開いてあるのは、
いったんやっていた作業をきちんと終了させず、
そのまま別の作業へと取りかかっていく、それを何度も繰り返したから。
(タブブラウザを使えという意見は、受け付けません)

マルチタスクでCPUやメモリを消費するというデメリットもさることながら、
あれをやったりこれをやったりと、短時間で何度もタスクの切り替えを行うことのデメリットは大きい。
作業を切り替えると決めておいて、計画的に切り替えるのなら話は別だが。

私の場合、家の中で何かをやると常にこういった横やり、
いや、自分でやっているのだから横やりというよりは気まぐれの方がいいか。
とにかくこういった自己妨害機能が働くが、
外出時は、いっぺんに複数のタスクを消化しようとしない、
というか物理的にできないから、意外と作業効率が良く、スケジュールが予定通りに消化できる。
外出時に複数タスクをいっぺんに消化しようとしたら、
あっちに行ったりこっちに行ったりでうろついてばかりで、何もできない事が明白だし。

マルチタスクを平然とこなしてしまう、パソコンのシステムは凄いね。
私にはプリエンプションを行うのは無理そうだよ。

とりあえず、日記を書きかけで寝かせておくのをやめようと思う。
これだけでもだいぶ効率が変わりそうだ。
しかし、サラリとおもしろい文章を書いてしまえる人ならいいが、
そうでない私は、どうしても思考時間が所要時間の多くを支配し、
文章の前後を繋げたりするのに四苦八苦し、その結果できる文章も・・・・・・だ。

完成させることを優先して書くことを強行すると、意味がなく文法的にも間違っていて、
後から読み返して自分でも嫌になるような文章ができあがる。
蓄積させておいて、空いている時間に少しずつ書いていくと、
書きかけの日記がどんどん増えてしまい、これも嫌になる。
どうすればいいんだろう?

今日も結局勉強は捗らなかった。
勉強もできず、遊ぶ暇もなく、作業も進まず・・・・・・いったい私は何をやっているんだろう。
最近、そう思う日が多い。8時間以上も有った時間は、どこに消えたんだ?


関係ないけど、今日はあの『チタンの屈辱』から5年、
鉄道研究同行会の富良野旅行から3年経った日だったのですなぁ。