2005/6/7 水無月七日 June Seventh



やっと花粉症から開放される季節になってきた。
これで少しは作業効率が向上すればいいのだが。

今日の公法入門の講義から、毎回要約文の提出が課せられることになっている。
が、もちろん(?)出来ていない。
といっても、提出しないのはまずいので、お昼休みの30分で何とか作成する。

そして今日も、何点かの要約文が講義中に添削されていた。
相変わらず周囲からは
「あれって例にされた人可哀想だよな」
「あんなにダメだしされたら傷つくだろうな」
「ダメな例を揚げないでいい例を揚げればいいのに」
という声が聞こえる。

こいつら、例にされたほうがラッキーだと言う事がまだわからないのか。
全員の前で名指しで叩くのならともかく、匿名での添削なので
たとえ添削された原稿を書いている人が恥だと思おうが、それが周囲にわかることはない。

司法試験をはじめとした論文式試験の答練は、添削してもらうことで、
自分の論述のどこが悪いかをわからせてくれる。
つまりきちんと添削してくれることは売り物になるのだ。
それを無料でやってくれるのだから、可哀想どころかむしろ羨ましい、となる。

講義に出席するのは単位を取るため、という考え方なら
向こうからレスポンスが無くても、いやむしろ無い方が、
余計な労力なしに単位が取れるという考え方になるかもしれないね。
または自分の耳に痛いことは聞きたくない、
自分が頑張って仕上げたものを否定されるのが嫌だ、
書いたんだから内容なんてどうだっていいだろ、そういう考えなのかもしれない。
だけどそれでは、更に上には行けないね。
けど、向上心がない奴が混ざるのも仕様か・・・・・・。


最近の私は、電話がかかってくるのを心待ちにしている。
何故かというと、来週ビジネス電話検定が行われるから、
少しでも覚えたことを実践したいのだ。

とは言っても、私に私用電話をする人はいないし、
(そもそも私用電話にビジネス電話の応対したら変だけど)
今日自宅の電話にかかってきたのは、
私宛てではない取次ぎが一件と、薬局からアセトンが入荷されたという電話が一件だけ。
きちんとできたことはできたけど、1分程度で用件が終了してしまったので
あまり練習にならないと言えば、なりませんな。

これだったらいっそ、どこかでアルバイトでもして、
実践を踏まえながら電話応対の訓練をしたほうがいいのかもしれない。
でもアルバイトするのだとしたら、それはそれで
きちんと電話応対できない奴を電話に出すわけにはいかないから
結局はどこか別の場所で練習しなければならないのか。

機会がないなら作ればいい、ということで迷惑にならない程度に
こちらから電話して練習させていただくか。
この行為自体が程度に関わらず迷惑な予感もするけど、
何かを売りつけられることもないし、何かを勧誘されることもないから
セールスの電話よりましだろう。

私の場合、官公庁や企業相手に電話するのは全く苦にならないけど、
対個人に電話するのはとても苦手だ。たとえ正当な理由があっても。
小学校時代に連絡網を回す時でさえ、電話するまでにかなりの時間を要した。

ふと思った。もし今、電話番号は知っているけどしばらく会っていない人、
たとえば高校時代の同級生とかに電話したらどうなるだろう?
よくあるネタで、とくに親しくも無かった昔の同級生から、
宗教の勧誘や商品のセールスなどの電話がかかってくるというのがあるが、
もちろんそういう負の要素はなしで。
また、クラスメートだった女の子などに
「特に用があるわけではないんだけど、元気かと思って電話してみました」
とかそういう感じで電話したらどうなるかな?大体想像できる。
「キモいからもう二度とかけないでください」
の一言で終わり。無言で切られることは無いだろうから、声は聞けるな。
電話番号を知っているだけで、それを突破口にできる人が羨ましいような気がした。

何か終わりがグダグダだ。
だけど電話したいなぁ、あの人に・・・・・・。